昨年14年ぶりに上昇した標準宅地の全国平均額は、1u

当たり12万6千円で、昨年を8.6%と大幅に上回り2年連

続の上昇となりました。

 路線価とは、相続税や贈与税の土地等の課税評価額の基準と

なるもので、宅地の価額がおおむね同一と認められる一連の宅

地が面している路線ごとに評価した1u当たりの価額です。

関係する詳しい路線価を知りたい方は国税庁のホームページで

閲覧できます。

 土地の価格は実際の取引で用いられる「実勢価格」の他に、

公的な評価方法があります。

 国土交通省が毎年1月1日時点で約3万の標準地点を評価し

基本となるのが「公示地価」、都道府県が毎年7月1日時点で

公示価格を補足するのが「基準地価」、国税庁が相続税や贈与

税の計算に用いるために公示価格の80%の水準で調整したの

が8月1日に公表された「路線価」、公示価格の約70%に調

整された「固定資産税評価額」があります。